視察2日目午前中は小松市へ
August 8, 2024視察2日目午前中は小松市へ。
小松市では、これまで内水害への対策が中心でありましたが、能登半島地震を機に地震への災害対策を強化する取り組みが行われています。
これまでにも防災力向上の動機づけとして「自主防災組織ランクアップ制度」を設けており、活動の評価や訓練評価を通して地域防災力の向上に努め、積極的に防災リーダーの育成にも力を入れています。
現在、小松市では、防災士の養成者が999名(令和6年3月)、市民救護員の養成も行っています。
また、小松市は小松基地がありますが、能登半島地震の際のドクターヘリでの人命救助、物資輸送等、自衛隊の派遣、支援、さらには周辺自治体との災害時協力協定に基づく支援・受援などについても伺いました。
後半には民間と連携したフレイル予防の高齢者施策について伺うことが出来ました。
これまで地域の防災力向上は、「行政」が主体でしたが、これからは「地域」が主体。
高齢者の方も介護に頼らず健康に元気に暮らせるまちづくり、地域の絆を深め助け合いながら、防災力を高めていく必要性を感じます。