第1回定例会での一般質問(2/22)

March 2, 2023

遅ればせながらの投稿ですが、第1回定例会での一般質問(2/22)

障がい者施策、高齢者福祉施策、子ども施策の3点から質問しました。

①まず、医療的ケアが必要なお子さんに対しての支援策、中でも通学における支援強化を取り上げました。
2021年9月に「医療的ケア児支援法」が施行され、医ケア児への保育、教育に
関わる様々な支援策が進められていますが、まだまだ不自由分なところがあります。

今回の定例会では、地域の小中学校に通う医ケア児への支援拡充を求める質疑をしました。
以前、医ケア児の親子と一緒に通学路を歩かせて頂きましたが、私自身もその課題の大きさを体感し、何としても改善に繋げたいと思っています。
行政にありがちな回答「法の整備が出来ていない」では前に進めません。
行政はもっと現場の声をしっかりと受け止めるべきです。
質問では、親御さんの切なる声、要望も紹介させて頂き、小さな一歩でも良いから改善策を講じるように求めました。

②高齢者が安心して暮らせる公住宅の課題についても取り上げました。
現在、区内の区営住宅は、61団地1596戸(都営住宅、JKKは11000戸)においては建物の老朽化が進んでいること、また、1人暮らしの高齢者が増えてきている事、さらに孤独死につながるケースもあり、高齢者の方への見守り等の支援策を強化していかなくてはなりません。
団地は社会の縮図とも言われ、社会課題が最も早く現れる場所でもあります。
高齢者施策として、どのように取り組んでいくのか質疑しました。

③3つ目は、子ども施策の食育について。
来年度から区では給食費の無償化が時限的に導入されますが、子ども達が「食」に対する感謝や関心を持てるよう、食育の質についても改善していくこと。
また、エコ農産物(有機米)を使用する事も決まっていますが、財源確保など持続可能な取り組みとして検討していくよう質疑しました。

これらの質問は地域の声や皆さんから頂いたご要望を丁寧にヒアリングや現場で体験させて頂き、その声を反映しての質問です。

現場の声が命、区民の代弁者として、地域の身近な「かかりつけ議員」として今後も、しっかり区政に反映させて参ります。