早期解決のコツ
November 14, 2020早期解決のコツ
「地域で2年程かかっている問題が立ち行かなくなり、
困り果てている」と地域の方々から相談を頂き対応させて頂きました。詳細は言えないのですが、ある不動産会社と地域間で起きた私道をめぐる問題。
早速、相手側会社を訪ね事情を確認、その後も何度か出向きました。地域の方々とも対話を重ね、また周辺地域への経過説明が必要でしたので、(コロナ禍ではありますが)密を避けた住民説明会をコーディネートして開催。一気に解決に向けて進めて参りました。ボタンのかけ違いから話がこじれて約2年もかかっていた案件。しかも相手側は弁護士を立てて裁判に持っていくと強行に出てきておりました。
しかし、難しいと思われる案件でも解決の糸口は必ずあります。ご依頼いただいてから、実質2ヶ月程で両者納得の平和的な解決につなげる事ができ(お金ではない解決)さらにこの一件で逆に地域の結束力が高まり「私道の会」を発足する流れに。
地域の私道を守るために看板設置まで携わらせて頂きました。
「これで安心して暮らせます」と皆さんからおっしゃって頂けて本当に嬉しいです。
問題を抱えて日々生活していくのは、地域も疲弊していきギスギスしていきます。こうした問題の長期化は地域が分断するなど決して良い事ではありません。
こんがらがった糸を解いていくために大切なのは、仲介調整力、いわゆるコーディネート力。仲介調整力と言うのは、全体をバランスよくまとめ、人と人とを結びつけ、成果につながるように導く力だと言われています。
相手のニーズを把握してゴールを設定し、合意形成ができるかが大事。でも、最終的には私利私欲ではない人間的誠意が大切なんだろうな、と思います。
私もまだまだ勉強途中ですが、一つひとつ丁寧に、でもスピーディーに対応していきたいと思っています。いつでもどんな事でも地域の皆さんに頼っていただける議員でありたいです。