「東京土地家屋調査士世田谷支部」が見守り事業に協定締結しました!!
August 24, 2017
世田谷区では事業者・関係機関等による高齢者を見守る地域づくりを推進しています。
その一環として、事業者と「協定締結」をして事業者の皆さんにも業務の中で意識的に見守りをしていただくことをお願いしています。
これまで、ガス会社や銀行、運輸会社等約15団体と見守り協定を結んでいますが、新たに、東京土地家屋調査士会世田谷支部も協定を結ぶ運びとなりこの日、区長と協定書を交わしました。いわゆる「士業」という業界で協定を結んだのは「初」のことです。
実は、私は、1年程前から土地家屋調査士世田谷支部にこの見守り事業について話をさせていただき、土地家屋調査士の皆さんと一緒に勉強等をして協定に向けて進めて参りました。
というのも、土地家屋調査士の皆さんは日々の業務の中(土地境界確定業務など)で高齢の土地所有者とお話をする機会が多いということもあり私としても、ぜひ見守り事業にお力添えをいただけないか、という思いがありました。
土地家屋調査士の皆さんも社会貢献という意味でも、大変関心を持って下さり、今回の協定に大変意欲的でした。
本当にありがたいことです。どうぞよろしくお願いします!!
この見守り事業は、身近な気づき、例えば洗濯物が干しっぱなしになっている、新聞や郵便がたまっているなど、いち早く変化に気づきそれを区やあんしんすこやかセンターにつなぐ、という仕組みです。
実際に1人暮らしの高齢者で助かったという事例も多々あります。
現在、世田谷区の高齢者は18万人、そのうち一人暮らしの世帯は6万世帯。
熱中症の孤独死や振り込め詐欺などの被害も多く網の目を小さくして早期の支援が必要です。
地域、サービス、事業者などあらゆる分野での見守り、セーフティーネットをこれからも強化して安全・安心な街づくりを進めていけるよう働きかけていきます。