役目を終えた樹木にありがとう

November 13, 2021
国道20号(甲州街道)のケヤキ並木の一部撤去についてご案内します。
国道20号の松原交差点〜仙川橋交差点間の約6.2kmにわたって、約740本のケヤキが植栽されています。
前回の東京オリンピック(昭和39年)に合わせて植栽され古い木は植栽後50年以上が経過しています。
老木化や大木化し、落ち葉の問題、交通の支障、歩道に張り出した根っこに躓いて怪我をする区民もいます。
実際に私も、根っこの張り出しの苦情は改善要望を頂いた事があります。
このように歩行者・車が安全に通行するための空間(建築限界)に、はみ出している樹木は、通行の安全性を損なう恐れがあり危険とされています。
そこで、安全確保のため来月、12月頃から一部の街路樹43本が撤去されると区からも報告を受けましたので、改めて現場確認してみました。(国道事務所のHPにも詳細が掲載されています)
なお、赤/黄色テープを巻いた樹木が撤去される予定です(すでにテープが巻かれいます)ちなみに赤/白テープは今回撤去しませんが痛みが目立つ樹木ですのでお気をつけて通行下さいとのこと。
四季折々の表情を見せてくれている街路樹。この甲州街道のケヤキ並木トンネル、私は結構好きなのですが、こうした様々な課題もあるのですね。
一部撤去とはいえ、長きに渡って並木道として甲州街道に彩りの演出をしてくれ、そして役目を終えようとしている樹木に感謝の気持ちでいっぱいになります。
皆さんも通行の際に、優しい気持ちで
樹木に目をとめて見て下さいね。
あ、くれぐれも脇見運転にはご注意下さい‼️